24/10/05 株式会社ノラワークスジャパン 代表取締役社長 中川裕之

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常識は非常識みかた(見方・観方・味方)を変えれば世界は変わる

10月最初の講師先生は、北海道十勝から

「真冬のマンゴー・白銀の太陽」を誕生させた(株)ノラワークスジャパン

中川先生をお迎えし、誕生に至るまでのプロジェクトのお話等を伺いました。

 

十勝の自然・再生可能エネルギーを有効活用!北国の大いなる挑戦!「真冬のマンゴープロジェクト」

 

きっかけは、偶然出会った宮崎県のマンゴー農家さんの夢

「クリスマスの時期にクリスマス色の(赤い)マンゴーを」提供したい」

 

マンゴーは、地温10度位で一度寝かせた後、6か月後に収穫という栽培スケジュールがあります。12月の収穫だと、6月休眠 南国宮崎では気温が高すぎるため実現が困難でした。

 

そこで!発想の転換。

北海道・十勝には

十勝平野 …広い敷地、十勝晴れ…長い日照時間

北国の寒さ・雪 … 冷 と 温泉・バイオ熱 … 暖 がある

季節を逆転させることで、真冬のマンゴーの収穫が可能となりました。

 

「株式会社ノラワークス・ジャパン」設立。  

最初は小さなハウスで実験を開始。

マンゴーの一般的な収穫時期は6月~8月。

これを逆転させるための取り組みが、「十勝型自然エネルギー戦略」

温泉や雪氷を使い、マンゴーの夏の栽培・冬の収穫を可能にしました。

また、温泉熱のエネルギーを使い、作物に適した温風をハウスに供給する

カスケードエネルギー戦略  や バイオマスプラント熱の利用

こうして、地中を温めたり、冷やしたりして、根のコントロールをし、作物を誘導。

生産時期を自在にできる   世界初 マジカルファーム が誕生しました。

真冬のマンゴー誕生まで

そして、十勝型農業は、数々の賞を受賞しました。

 

北海道の利点を活かした農業

夏は今までどおりの作物を作り、冬はフルーツの栽培。

北海道の農業に新たな可能性を見出しました。

素晴らしいところは、地域に当たり前にあるものを組み合わせて使っているところ。

常識にとらわれず、柔軟な発想で、誰もやっていないことをやるチャレンジ精神。

 

見方・観方を変えることで 味方が変わる。

チャレンジしなければ、リスクも失敗も無いが、成功もない。

 

また、地域を愛し、地域を何とかしたい。地域の起爆剤となりたい。

楽しいこと、誰でも出来ることで結果を出したい。

 

そんな先生とノラワークスジャパンの皆さんは地域の未来のために

日々活動されています。

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