24/03/02 農林水産省食品安全政策課課長補佐(前鹿児島県鹿屋市副市長) 鈴木健太 先生

2限目は農林水産省でご活躍されている鈴木先生の授業でした。

今まで省庁や地方で働く中で感じたことや、これからの時代での働き方について、教えてくださりました。

 

目次

農林水産省と3回の地方出向で取り組んできたこと

都会出身の鈴木先生が職業に農業関係を選んだ理由は、大学時代に農家で週34日間バイトをしていたことで、農業経営の面白さに気付き、農家の支援をしていきたいと思ったからだそうです。

 

農林水産省に入省後、20年勤務している中、半分か3分の1程度、地方で暮らしている中で、「活躍できる場面が多く、いった先々での出会いや繋がりが国を良くしていっている」という仕事へのやりがいを見つけられました。

 

そんな中、令和3年鹿児島県鹿屋市に出向の打診が。

子供達がコロナ禍で都会にいたくないと言っていたことと、自分も地方に行ける最後のチャンスだと思っていたことから、出航することに決めたのだそうです。

 

 

鹿児島県鹿屋市のここがスゴイ!

・高温多湿の環境の中で力を入れているバラ園

・食べ物が美味しい

カンパチが有名で全国の15%を占めている

黒豚も美味しい

農業産出額で全国10位以内に入っている

 

 

これからの働き方を考える

過酷な労働環境の省庁において、子どもの誕生を機に働き方を見直すことに。

当時の上司の協力もあり、男性の育休取得率1%程度だった中、子供や奥様をケアするために育休を取得されたのだそうです。

 

育休中は授乳以外の家事は全て行い、奥様を1人にする時間を作る中で、

「育児は育自 子供に教えるのではなく共に学び合う」ということを感じたのだそうです。

 

 

④2拠点生活を始めて見えてきたこと

家族と鹿屋に移住していたが、東京に戻ることになった後も家族は鹿屋に残ることに。

それを機に鈴木先生は、東京と鹿屋で2拠点生活をされています。

隔週で鹿屋でのテレワークと東京での勤務をすることで、東京の情報を得ながら、地域の動きがつぶさに把握でき、仕事に生きてくるのだそうです。

 

 

人手不足となる時代が迫ってきている今、その人にあった働き方を見直す必要があるかと思います。

その中で、従来の働き方にとらわれず、新たな発想で突き進む姿が非常に印象的でした。

鈴木先生、どうもありがとうございました。

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