かつらぎ熱中小学校第四期2時間目は、特定非営利活動法人manmaの理事をしておられる新居日南恵先生の講義でした。
本日、新居先生は生後9ヶ月の長女、あきちゃんを連れて東京から来て下さいました。
あきちゃんは講義中もずっと抱っこされたままぐっすり眠っていて、一度も起きる事なくの90分。親孝行のあきちゃんに感謝です。
manmaの立ち上げ
新居先生は、高校生の頃から子育て支援や女性の生き方のことを色々考えておられたとのこと。
大学に入学後もその想いを持ち続け、2015年には5人の仲間と共に現在の会社を立ち上げられたそうです。
現在は400もの家庭がmanmaに登録されていて、新居先生の優しそうで真摯な思いが周りの人を引きつけているのだとも思いました。
manmaの役割
manmaとは、今後のキャリア形成や、それに関わる出産や子育てについて悩む世代向けに、実際に子育て中の家庭での一日を体験出来る「家庭留学」体験型プログラムを運営している団体です。
家族や子どもと暮らすのはどのようなものなのか、実感を持って知ってもらうための機会を作るのだそうです。
子育て中のリアルな生活を体験して、またその家族と交流することで、将来について一緒に考えてもらったり悩みのヒントを得たりも出来、出産や子育てについて漠然とした不安を抱えている世代にとっては、とても心強い場となっているのだと感じました。
今後の活動について
現在、新居先生はこども家庭庁で大臣や官僚と意見交換ができる場におられるそうですが、manmaがしっかりとした運営で成果をあげているからこそ、目に留まり応援頂けるのだと思いました。
新居先生自身、子育ての真っ最中。育休を取り、初めての出産、子育ての大変さを改めて体験する事で、これまで見えていなかった問題を知る事が出来たとおっしゃっていました。
授業を終えて
これからの出産、子育ては男性にとっても女性にとっても、自分の生き方を考えるためのより重要な選択肢のひとつになってくると思います。
悩みを抱えている人たちのリアルに寄り添ってゆく、新居先生の益々のご活躍を期待したいと思います。
本日は、有難うございました。
(授業レポート:木下 育美)
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